本記事では、効率的に筋肉を付けるために、筋トレ中に意識すべき「効かせる」ことについて解説していきます。
このコツを意識するだけでトレーニングの質が一段と上がり、筋肉が付きやすくなりますよ!
筋肉に効かせるとは?
「筋肉に効かせる」と言われても、なかなかイメージが湧かない人も多いでしょう。
効かせるとは、次のことをいいます。
狙った筋肉に負荷をかけられている状態
では、狙った筋肉とはどのようなことをいうのでしょうか?
例えば
アームカール⇒上腕二頭筋
サイドレイズ⇒三角筋
スクワット⇒大腿四頭筋
このように筋トレの種目には、それぞれ狙うべき筋肉が存在しています。
狙った筋肉に負荷をかけて、しっかり刺激することを「筋肉に効かせる」といいます。
筋肉に効かせるためのコツ
★筋肉に効かせるためのコツ
ココがポイント
・広い可動域で動かす
・関節を固定する
・狙った筋肉に集中する
広い可動域で動かす
1つ目のコツは、「広い可動域で動かす」こと。
ここでいう可動域とは「関節が曲げ伸ばしされる範囲」のことをいいます。
関節と筋肉は互いに連動しています。
関節の可動域が大きいほど、筋肉も大きく動きます。
筋肉に効かせるためには、関節を大きく曲げ伸ばしすることがコツです。
可動域については「フォームと可動域を意識することで筋トレの効果がアップする理由とは?」で詳しく解説しています。
関節を固定する
2つ目のコツは、「関節を固定する」こと。
先ほどの種目を例にすると…
アームカール⇒ひじ関節
サイドレイズ⇒肩関節
スクワット⇒ひざ関節
このように筋トレの種目には、それぞれ固定するべき関節が存在しています。
例えば、アームカールをするときに、ひじが動いてしまっては、上腕二頭筋をうまく効かせることができません。
筋肉に効かせるためには、関節を固定しつつ、大きな可動域で動かすのがコツです。
狙った筋肉に集中する
3つ目のコツは、「狙った筋肉に集中する」こと。
イメージしやすいように言うと、
狙った筋肉を動かすことで、重りが持ち上がっている。
例えば、アームカールをするときは、
「ひじを固定して、関節を曲げ伸ばしすることで、上腕二頭筋が動いて、ダンベルが持ち上がる」
このような意識です。
筋トレをするときは、重りを上げることに集中するのではなく、筋肉を動かすことに集中するのがコツです。
筋肉に効かせる感覚とは?
では、筋肉に効いていることが
分かる感覚はどのようなものなのでしょうか?
先ほどの3つのコツを意識した筋トレをすると次のような感覚があります。
筋肉が焼けるように痛み出す。
このような感覚になれば、上手く筋肉に効させることができている証拠です。
狙った筋肉を意識して回数を上げていくと、筋肉が疲労して動かなくなってきます。
ここでチャンスです。
筋肉が動かなくなってきたら、もう少し粘ってあと1回上げてみましょう。
この1回が、筋肉を成長させるための1回です。
まとめ~筋肉に「効かせる」とは~
★筋肉に効かせるためのコツ
ココがポイント
・広い可動域で動かす
・関節を固定する
・狙った筋肉に集中する
筋トレ初心者の人ほど、効果の高いコツです。
頑張りましょう!
それでは!
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